『ブルーリバーの美瑛川の秘密』の続編です。観光ガイドブックにも、美瑛のネット情報でも明かされていません。
美瑛川の川の水が青いのも、「青い池」の水が青いのも、白金温泉にある「白ひげの滝」の近くから流れてくるアルミニウム成分を含んだ硫黄の川が、清流の美瑛川と合流するからだとお話ししました。それでは「白ひげの滝」の水はというと、雨や雪が地層に染み込んで湧き出た地下水なのです。もしアルミニウム成分を含んだ硫黄の水だと、滝の部分が白っぽくなって硫黄が噴出しているはずです。しかし、そのようなところは見受けられません。この写真の左側を見ると、水が流れ落ちてきていますが、これが「白ひげの滝」です。その滝の手前から、アルミニウム成分を含んだ硫黄の水が流れてきているのが分かります。また、川の右側は美瑛川の清流の部分です。合流したばかりなので、まだ分離されていますが、川を下りながらブルーリバーの美瑛川になっていきます。
2024年04月29日 05:37