美瑛の観光スポット『青い池』の周りにある白樺とツーショットです。池の中には、枯れたカラマツの木が立っています。
以前にも説明しましたが、この『青い池』は人工の池です。十勝岳が噴火した際に発生する泥流をせき止めるために造った堰堤に、ブルーリバーの美瑛川の青い水が溜ってできたのです。堰堤を造る前にはここにたくさんの白樺やカラマツの木が生い茂っていて、川の水が流れ込んできたためにその木たちは水の中に入ってしまったのです。白樺はカラマツよりももろい木なので、あっという間に幹が腐敗して朽ちてしまい、倒木として美瑛川へ流れ出てしまったということですじつはは私の自宅の近くにあった白樺の枯れ木を庭のブロック代わりに囲いとして使っていましたが、たった1年で白い皮だけ残して幹の中身は腐ってボロボロになってしまいました。カラマツの木は白樺よりも固い木なので、池の中に枯れ木の立木として残っています。しかし、このカラマツの木たちも毎年、少しずつ倒れて川へ流されていっています。
2024年04月24日 06:34