美瑛の観光スポット『セブンスターの木』と白樺並木のある丘に、「ハロ」(日輪)が出ました。
「ハロ」は日暈(ひがさ)ともいいます。太陽の周りに現れる虹のような光の輪を「ハロ」といい、雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる天体現象です。薄い雲が太陽にかかったときに見えます。この「ハロ」が見られるときは、天気下り坂のサインといわれていて、低気圧や前線が接近して天気が崩れる前触れになります。空高いところから空気が湿ってきて薄い雲ができますが、そこで「ハロ」が発生します。旭川の自宅を出て空を見ると、薄曇りのなか夕方の太陽が見えていました。美瑛の丘に上がっても同じような空だったので、これはいつもと違った風景が見られるぞ、と思っていました。そして、このような素敵な写真が撮れました。職場に着いて夜が明けて、今朝の美瑛は雨が降っています。やっぱり「ハロ」は、雨を呼ぶ虹ですね。
2024年03月29日 05:59